Aphrodisiac





「んあっ!!…… いやっ・・・・・・っはぁ はぁ っやめ…… 止めて、……もう…… む・・・り……」

 夜陰に溶けだす卑猥な嬌声
 あらぬところから響く水音
 まとわりつくような淫猥な空気
 力の入らぬ俺を嬲る男

 どうして、なぜ、と自身に繰り返し問うても決して答えの出ない問いを繰り返す毎日
 毎夜続く拷問のような伽の責苦
 疲弊する心と歓喜する身体

 力の入らぬ身体を後ろから覆い被さるように貫き、俺の腰を高く突き出すように抱きかかえて、その男は貪り喰らい尽すように何度も、何度も、俺の中に吐き出していた。
 いまだに衰えることを知らないそれは、俺を嬲りながらひたすらに律動を繰り返す。
 俺の中は男が放ったモノで一杯で入りきらなかったモノがタラタラと腿や体を伝って零れ落ちていた。
 そして男が動くたびに、グポッ、ニチュ、と音をたてながら俺は後口から女みたいに水音を奏でていた。

 この行為に睦言はなく、ただ男が高ぶった熱を吐き出すための道具としての器でしかない自分。
 いつまでこんな時間が続くのだろうか?
 長い長い苦痛の時間の終りが近づいている。
 朝がやってくるとこの時間が終わる。
 終わりに向かって彼は更に律動を激しくして、俺の前も執拗に扱き始める。
 その頃になると、俺の理性は淫悦に染まり、思考はドロドロに蕩けきっていた。
 男の律動に卑猥な反応を返す身体が、淫悦に歓喜の声をあげ続けるだけだった。


「んぁっ!!……あぁー、っつ……はんん…っうん…………、いぁっ!!………、イっちゃ、い…ちゃ………、っあぁぁぁ―――――――!!」

「っ――――!!」


 最後は何故かいつも一緒に果てていた。
 そしてそこでようやく俺は意識を手離すことが出来るのだった。

 沈み込む意識の向こうで、男の声を聞いたような気がした。



▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼



 綱手様が5代目を襲名してから数ヶ月が経った頃だった。
 火の国と友好国の照葉<てりは>の国でクーデターが勃発した。
 そのクーデターは成功をおさめ、照葉の国は滅びた。
 そして照葉の国の代わりに『篝<かがり>の国』として新たな国を建てた。
 篝の国は領土拡大の為周辺諸国に宣戦布告をした。
 篝の国が宣戦布告をしたころ火の国に元照葉の国の第5王位継承権の太子を伴った一行が這う這うの体で辿り着いた。
 そして彼等は火の国に太子の庇護と照葉の国の奪還の助力を申し出た。
 照葉の国の友好国として火の国はその要請を反故にすることが出来なくて承諾した。
 篝の国の横暴も手伝ってこれ以上の戦火の拡大を阻止しようと言う動きも相まってその要請はトントン拍子に話が進んでいった。
 早期終結を望んだ火の国から木ノ葉の里にも派兵の要請があった。
 その後の木ノ葉の情報収集の結果、篝の国は新興の隠れ里を有していることが判明した。
 そこで火影は当初予測していた以上の忍をこの戦いに投入することを決めた。

 中忍以上の忍の召集がなされた。また、暗部のフォーマンセルが1組参加することが決まりこの部隊の総隊長は暗部にも顔が利く、はたけ カカシ上忍が務めることになった。
 副隊長は、暗部から1人と、正規部隊から1人選出された。
 そして、敵軍の忍の強さが未知数の為に今回の派兵に下忍の参加は認められなかった。

 火の国は同盟諸国にも篝の国との戦を早期に終了させるために援助の要請をした。
 その要請に応えた同盟諸国はそれぞれの隠れ里から数名の忍を派遣し篝の国がこれ以上戦火をまわりに広げないために包囲陣を敷いて逃走経路を封じることに助力を申し出た。
 その結果、篝の国には逃げ道がなくなった。
 また、万が一に木ノ葉の忍が敗れることがあったとしても、他の里の忍たちが後始末をする算段とあいなった。


 戦いのチームはフォーマンセルで行動が義務ず蹴られた。
 更にチームには必ず1人医療忍もしくはそれに準ずるものか、医療の知識のある者が組み込まれていた。

 俺、うみの イルカは、アカデミーで培った。応急処置などの腕を見込まれて、医療系の1人として、参加することが決まっていた。
 今回の戦いでは、アカデミー勤務の中忍が多く徴用されていた。
 未だに医療忍の人数は足りていないのであった。
 綱手様が火影になったおかげで医療に力を入れるようにはなったが、現状は未だ次の医療忍の候補生の教育中の真っ最中で今回の戦には間に合わなかった。


 俺達木ノ葉の忍の役割は、敵の忍との応戦と敵の情報収集果ては軍を引く時の足止め役を担っていた。
 俺の所属するチームは前線よりは中盤に近い位置で応戦していた。
 俺は、医療担当の為他のチームメイトのように率先しては戦わなかった。
 しかし、味方の軍の退却の際敵の足止めを始めるころになると、俺もチームの皆と一緒に率先して敵と戦いだした。
 そして、味方の軍が安全圏まで引くと俺はチームの殿を自ら進んで行って自軍の陣地に戻る毎日を繰り返していた。

 当初の予定では早急にこの戦を終結させるはずだったのだが、思いの他手こずっていた。
 その一つには新興勢力の隠れ里の特徴が分からずその実態を知るのに時間がかかってしまったことが上げられた。
 初めて敵忍と蜂合わせたとき、相手が使う忍術に驚かされた。
 どうやらかなり遠くの地よりやってきたのか見たこともない印を切って術を発動させていた。
 それに惑わされて対応が後手後手に回ってしまい忍びも一般兵も関係なく味方にそれなりの被害を出してしまった。
 さらに、敵は武器に新種の毒を塗っていたらしく1週間くらいから体調を崩すものが増えてきていた。
 後から分かったのだがどうやら遅行性で強力な毒だったため気づいた時には既に手遅れだった。
 そして今に至っている。
 戦いが始まってから3カ月もの間、何度も戦力の補充と人員の入れ替えが行われた。
 かくいう俺もここに来るのは2度目になる。
 隊長を始めとした木ノ葉の精鋭と呼ばれる上忍の方たちは最初からずっと交代なしでこの地で戦っていた。



 今日も、俺達のチームは混戦まっただ中で戦っていた。
 俺は皆の数メートル後ろから援護射撃をしながら大きな視野で敵の動きを読み取りそれを仲間に伝えていた。

 また今日も日没が近づいてきた。
 普通なら暗くなってからの深追いは身を滅ぼすからされないのだが、それは忍にはあまり意味をなさなかった。
 何せ、夜目が利くから新月の夜でさえ星の光があれば不自由なく散策など出来てしまうほどだった。
 ので俺達忍は味方の一般兵の方たちが安全圏に達するまで敵忍と応戦しているのだった。
 この段階で俺は他の仲間より残留チャクラ量は全然有り余っている。
 そこで俺はここぞとばかりに得意の水遁系忍術を2・3発敵にくらわせる。

 後は帰るだけになると俺は殿を引き受けて敵を撒いて自軍の陣へ戻っていた。
 今回もそうやって戻るつもりだったのだけれど如何やら相手の方が1枚上手だったのか、なかなかまくことが出来なかった。
 反対に敵に誘い込まれているような感が否めなかった。
 焦りは募る一方、じりじりと敵との間合いも詰められてこれ以上陣地から遠ざかるのは命取りにもなりかねなく、俺は一か八かの賭けに出ることにした。
 俺が察知できる限りでは追っては独り。
 やるなら今しかない。
 俺は焦りから体制を崩したように僅かな隙を作った。
 敵も馬鹿ではない。しかし、それを見過ごすほど愚かでもない。罠と思いながらも迷いなく俺の急所に向けてクナイを投げてきた。
 俺はここぞとばかりに悪餓鬼共の突拍子もない行動に対応してきた直観と瞬発力を生かし、はたから見るととてもではないが体制を崩しまくった格好でそれを避けた。
 さらに、普通の戦忍と呼ばれるような忍ならありえない体制で敵のあらゆる急所に向かって俺は、クナイと手裏剣を投擲した。
 まさか、こんなふざけた格好で投擲されるとは思っていなかったのか敵の忍は俺の攻撃をまともに受けて絶命した。
 俺はそれを眼の端で捉えてホッと安堵して、着地の際無事であるように受け身を取って転がった。
 しかし、俺は更なるピンチに見舞われた。
 どうやら俺は敵が張った罠に自ら飛び込んでしまったようだった。
 転がった先から次々に武器が降って来て俺は転がりながらそれを避けるので精一杯だった。
 さすがは罠。俺はだんだんと追い詰められていって、とうとう捕まってしまった。
 辛うじて避けてはいるが次々に切り傷を増やしていった。
 そうしてだんだんと動きが鈍くなってきたところに避けきれない一刀が飛び込んできた。
 ご丁寧に真直ぐに俺の急所に吸い込まれるように飛んできた。
 俺はもう駄目だと死を覚悟して思わず目を瞑ってしまった。

 ドンと何かに吹っ飛ばされた衝撃の後俺は地面を転がっていた。
 慌てて俺は先程まで俺が立っていたところへ眼を向けた。
 そこには何と左腕に飛んできていた小太刀を突き立てたカカシ先生が立っていた。
「大丈夫か?」
 あまりの出来事に俺は返事をする事が出来なくて思わずこくりと頷いていた。
 それを見たカカシ先生は「行くぞ!!」と言うと木の上へ飛び乗っていた。
 俺も慌てて彼を後をついて木の上へ飛び乗った。
 俺がちゃんとついてくるのを確認しながらカカシ先生はつかず離れず枝から枝へ渡って行った。
 俺は敵忍に追われている間に大分遠くまで来ていたらしく陣につく前にどっぷりと日が暮れてあたりは夜の帳に包まれていた。

 しばらくの間無言で進んでいたが、水の音と気配を感じた俺は恐る恐る先を行くカカシ先生に傷の手当てでもさせてもらえるようにと声をかけることにした。
「あの…。はたけ上忍。近くに水場があるようなのでそこで一休みがてら傷の手当てをさせていただけないでしょうか?」
 カカシ先生の左腕の状態が気になった。
 カカシ先生は無造作に小太刀を抜き去りチャクラを使って傷を覆い血が流れないようにはしていたので血痕を落とすことはなかった。
 また、凄腕の上忍と言われているカカシ先生の息が心なしか荒いような気がするのが気になってもいた。

 カカシ先生は俺の提案にしばし逡巡してから
「…い・ うみの中忍は、医忍の代行でしたねぇ〜。まぁ〜危険もなさそうですし…、休憩がてらよりましょう」
 そう言うなりカカシ先生は進行方向を水場の方へと代えた。
 しばらく行くと森が開けて目の前に月の光を一身に受けた湖面が姿を現した。
 カカシ先生は、身を隠せて、すぐそばに湖があるところに降り立った。
「い… うみの中忍、湖で血を洗い流してきますので応急手当ての準備をして置いて下さいね」
 そう言ってカカシ先生は、俺の目の前でジャケットとアンダーを脱ぎ、傷口の血を水で洗い流しだした。
 カカシ先生が血を洗い流している間に俺は消毒液と針と糸当て布と包帯を用意した。
 そして俺は戻ってきたカカシ先生の左腕の傷の応急手当をした。
 応急処置が終わり、血で汚れてしまったものを火遁で燃やした。
 俺達はしばらくそこで休息を取ることにした。

 休息を取っていてもカカシ先生の息は荒いままだった。
 今は体を休めている時、俺でさえ穏やかな呼吸をしているのに時間が経てば経つほどカカシ先生の息使いは荒くなる一方だった。
 そこに来て俺は初めて武器に何か塗られていたかもしれないことに頭が回った。
 敵は、新種の毒を扱う奴らだったことをうっかり失念していたことに俺は青くなった。
「は・はたけ上忍!! 気づかずすいませんでした。今解毒剤を用意しますのでもう少し我慢していてくださいね」
 俺はそう言い置いて慌てて、解毒剤をポーチから探し出そうと体を動かすと、それを制するようにカカシ先生が俺の腕を掴んで首を左右に振った。
「い… うみの中忍、すいません。毒ではないです。確かにあの小太刀には塗布されてましたが、それは毒ではなくて、媚薬か催淫剤の類だと思われます。……一応、俺は元暗部に身を置いていたこともあるので毒を始めとした薬物が利きにくい体質になっています。だから少し休めば大丈夫ですよ。ただ、い・うみの中忍には申し訳ないけどだいぶ長い休息になってしまいますが」
「そんなこと気にしないで下さい。はたけ上忍の体の調子が良くなるまでいくらでも待っていますから。……本当に大丈夫…なんですよね?」
と俺が念を押すとカカシ先生は右目を撓ませてニッコリと笑って頷いた。
 それを見た俺は根拠もなく大丈夫なんだと思い、良かったと安堵した。しかし、時間が経てば経つほどにカカシ先生の息使いは荒くなっていく一方だった。
 一刻ぐらいたった頃に俺はとうとう我慢できなくなって
「はたけ上忍。上手く散らせないのでしたら、俺でよろしければ熱を散らす為のお手伝いをしますよ」
と口早に申し出てカカシ先生が熱に浮かされて返事も対応も追いつかないうちに、服の上からカカシ先生の滾りを撫で上げた。

「っ……!!」

 たったそれだけの刺激でカカシ先生はイってしまったようだった。
 俺は吃驚したけどカカシ先生が放心している間にズボンの釦を外して中から精液に濡れたソレを取り出した。
 確かにカカシ先生はイったはずなのにその滾りは全く力を失っていなくて残滓を飛ばしながら勢いよく窮屈な所から飛び出してきた。
 俺はソレを扱きながら先端を親指で円を描くように撫でまわした。
 カカシ先生の熱を吐き出させるために一番敏感な先端の小穴を指先でぐりぐりと弄った。
 カカシ先生はとても気持ちよさそうに俺の手に何度も何度も吐き出した。
 俺の手がカカシ先生の精液でベトベトに濡れそぼった頃には俺の腕は陰茎を扱いてだいぶ疲れて来ていた。
 しかし、カカシ先生の昂りは一向に鎮まる気配は見受けられなかった。
 それどころか逆に白熱する一方のように見受けられた。
 俺はカカシ先生に早急に沈静化してもらう為に口淫もする事にした。

 俺はこの手の事はしたことはないけど・・・エロビデオに出演していた女達が男のソレにしていたように、見よう見まねでカカシ先生のソレを俺は愛撫した。

 舌を使ってカカシ先生の滾りをソフトクリームを舐めるように舐めまわしてから先端にパクッと喰いついた。
 残滓が尿道内に残っているかもしれないので、俺はチューと吸いついた。
 どうやらその刺激だけでカカシ先生はまたイってしまった。
 俺は吸いついていた勢いで気づけばそのままあふれ出てきた精液を飲み込んでいた。
 お互いに一瞬動きを止めたが、俺はすぎに続きを再開した。
 カカシ先生の怒張しっぱなしの陰茎の裏筋を根元から先端に向けて何度もゆっくりと舐めまわした。
「うっ…!!」
 カカシ先生のその声に気を良くした俺はカカシ先生がどんな顔をしているのか見てみたい欲求にかられ、下から覗き込むように上を見上げながら怒張したモノを横から食むように先端から根元に向けて唇と舌で愛撫した。
「っあ!!」
 途切れ途切れに声を上げながらカカシ先生は俺のやることから眼が離せないのかジーっと熱い視線でその行いを眺めていた。
 その余りにも熱い視線と眼差しが絡み合ったとき俺の下半身を何かが直撃した。そして俺の愚息に熱いモノが集まって来た。
 俺は自分がカカシ先生の痴態に欲情したのをごまかすために彼から視線を外し徐に彼の玉をツルっと口の中に招き入れた。
 二つとも口の中に含んで、舐めて、転がして、弄って、吸って、咀嚼した。
 俺がカカシ先生の玉を口で弄んでいる間手でカカシ先生の滾りを扱いていた。
 強弱をつけながら、そうやって何度も何度もカカシ先生を絶頂へと導いた。
 何度もカカシ先生をイかせても彼のモノはすぐに力を取り戻した。

「はたけ上忍、申し訳ありません。もう、腕も口もだるくてこれ以上は出来そうにないんですが…」
 カカシ先生よりも先に俺の口と腕が泣きを入れてきた。
「……イ・うみの中忍。申し訳ない…こんなことしてもらっているのに一向に鎮まる気配がないどころか、…その、い・勢いを増してしまっただけのようで…」
と項垂れてカカシ先生は応えてくれた。そしてだるだるで力尽きかけている俺をその胸に囲い手で尻を揉みながら俺の耳元で
「イ・うみの中忍。ココを使っていい? なるべく痛くはしないから……嫌じゃなければ…、その言いにくいんですが、どうやら敵方の忍が使う薬はどれもこれも新種のようでして、どうやら俺は過剰反応してるみたいなんだす。それにこれは強制じゃないから、嫌ならちゃんと断ってくれていいんですからねぇ。流石にこの行為は同意がないとねぇ」
と話しながら俺の様子を見、俺が体を硬くするとちゃんと逃げ道も用意してくれた。
 この人バカだと思った。自分の方が苦しいのにその熱をなんとかして欲しいのに、俺が怯えたのを見て取るなり、俺を気遣う。
 もう自分じゃどうにも出来ないのにもし俺が断ったら自分で何とかするから大丈夫という雰囲気を醸し出して……

 俺にとってその行為は全くの未知の領域怖くないと言えば嘘になる。それでも今、俺の目の前で自分のことは後回しにして俺を気遣うこの大バカヤローを助けたいと思ったら俺はもう、頷くことしか出来なかった。
 面と向かって答えるのはとても恥ずかしく勇気がいたので俺は真赤にした顔を彼の胸に埋めて蚊の鳴くような声で
「…しても、いいです」
と言うだけで精一杯だった。
 そんな俺をどう思ったのかカカシ先生は俺の耳元で
「ありがとー」
と言って俺の鼻の傷に1つ可愛らしい音を立ててキスをした。


 カカシ先生は俺のズボンを下着ごと下した。
 俺は下半身を剥き出しにされ四つん這いで腰を高く上げる体勢を取らされた。
 その後、ニチャニチャと音がしたかと思ったらカカシ先生が「ゴメン!!」と小さく言った瞬間クッと息を飲む気配がしたと思ったら俺の後ろに、ビチャ!! と何かをかけられた。
 何をされたのか全く分からない俺は戦々恐々としていた。
 そうこうしているうちに背にカカシ先生が圧し掛かってきたと思ったらやおら細い何かを後ろにヌッと一気に突き入れて来た。
 俺はその勢いに押されるように思わず「っんぁ……!!」と変な声を上げてその背を反らせた。
 思わず俺は後ろを振り返ってしまった。
 その目に飛び込んできたのは、俺の尻の挟間で蠢くカカシ先生の手だった。
 その手が微かに動くと俺の中にある細いものも動いていた。
 ……もしかしなくても俺のあそこに入っている細いものは、カ・カ・カ…∀@○◇×△///……
 その現実を目の当たりにした俺はパニックを起こして体をガチガチにしてしまった。
 体に力が入ると後ろに咥えている指の形をはっきりと感じることができ俺はパニックに拍車をかけた。

 カカシ先生はそんな俺を落ち着けるためかもしくは余分な力が入った俺の体の緊張を解すためにか、俺の腰に添えていた手を
 腰、内腿とするりとカカシ先生の手が滑り最後に俺の前にそっと触れてきた。
「・っ!! 立ってる・・・」
 俺のソレを触れたカカシ先生は半勃ちしていた事に驚きそしてとても嬉しそうにそう言った。
 たったそれだけの事に俺はぞくぞくした熱い熱が背を這いずり握られた竿に熱が集り、俺のソレは更に難く勃ちあがった。
 カカシ先生に握られた所があつい。
 その熱はそこから全身に広がっていくようで、身体をめぐる。
 吐くと息も熱くその熱に思考も蕩けだす。
 理性も少しずつ剥ぎとられて、ゆっくりと快楽に侵されていく。
 そんな前ばかり気を取られていた俺は、いつの間にか後ろが増やされていることに気がつかなかった。
 気がついた時には、すでに全身を快楽が満たしており後戻りのできない状態まで上り詰めていた。
「んぁ―――っ!! んん―――……!!」
 その刺激は過ぎた快楽となった。
 俺はカカシ先生が後を嬲るたびにあられもない悲鳴じみた嬌声を上げ続けていた。








Copyright(C)2009 この写真はフリー素材[*Piece***]様からお借りしています
Colyright(C)2009 ARIJIGOKU